自転車ロードレースを見はじめた頃。
ペタッキを擁するファッサボルトロが印象的だった。
白と青の爽やかなジャージもポイント高かった。
メインスポンサーのファッサボルトロはイタリアの建材メーカー。
一部で『セメント屋』と呼ばれ親しまれていた。
このペタッキが、ただ強い・速いだけのエースではない。
平坦ステージ・ゴール前スプリントでの圧倒的な強さと
山岳ステージでのダメダメさ加減の落差が激しく、
「うは、こいつおもしれー」と一気にファンになった。
そして彼を盛り立てるアシスト達。
ゴール前では一糸乱れぬ『列車』を作りエース様発射。
エースの落車には「すわ一大事!」と集まり励ましながら併走する。
(リタイヤしないよう監視しているという説も)
厳しい山岳ステージではエースを取り囲みながら走る。
(リタイヤしないよう、以下略)
自分より遅いペースの相手に合わせて走るのは
とても辛いことらしいと知ってからは
なお一層彼らの献身的な働きに胸が熱くなった。
スプリントでは別人のような強さを見せてアシストの働きに報いるエース。
自転車ロードレースは団体競技なんだということを彼らは教えてくれた。
チームはエースのために。エースはチームのために。
それが、セメント屋魂。
仮オープンにあたり適当につけたサイト名だったが
スポンサー契約打ち切り(てか満了?)・チーム消滅になるとは思わなかったよ・・・
このジャンルにはまるきっかけになってくれた感謝と哀惜をこめて、
正式なサイト名とさせていただきました。
ペタッキをはじめ選手たちの多くは新チームのミルラムへ。
セメント屋列車は牛乳列車となり、今もときめきと夢を運んでいる。
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